2024年6月に読んだ本

2024年6月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1712ページ
ナイス数:26ナイス

■明日の敵と今日の握手を 4 (4) (ヤングチャンピオンコミックス)
外交に恋愛が絡んできた!これは事態がややこしくなりそうだ。ハラルド中将、めっちゃいいキャラしてるから好き。
読了日:06月04日 著者:カルロ・ゼン,フクダイクミ

■青いケシ メコノプシス (原種の花たち2)
図書館本。メコノプシス属の花が紹介とともにフルカラーで載っている。青いケシの仲間だが青くないものもあり何だか不思議。国内でメコノプシスを見られる植物園の情報網載っている。
読了日:06月11日 著者:冨山 稔

■麻酔はなぜ効くのか?: 〈痛みの哲学〉臨床ノオト
麻酔科医のエッセイ。麻酔科医の仕事や臨床エピソード、痛みについて考えたことなど。柔らかな文章と詩歌の引用が沢山あるのが印象的。身体の痛みのみならず、社会全体が抱える痛み、痛みのない世界の考察など、幅広く痛みを哲学している。
読了日:06月14日 著者:外 須美夫

■魚は痛みを感じるか?
図書館本。魚は痛みを感じているのかを実験的手法で明らかにしたもの。前半は問題提起と実験、後半は魚の福祉や倫理的な内容。動物福祉の問題は社会現象になるくらい見かけるが、では魚はどうなのだろうか。筆者の実験により魚も痛みを感じていることが明らかになったが、そこから「では魚を食べない」という話に飛躍していないのが好感を持てる。
読了日:06月19日 著者:ヴィクトリア・ブレイスウェイト

■図説快楽植物大全
図書館本。様々な民族のシャーマンや呪医に使われてきた植物やキノコを写真付きで紹介している。医学や薬学だけでなく、民俗学、宗教学、文学、植物学といった多数の学問を網羅していないと出てこないような情報が載っていた。人類の歴史と文化を感じる。
読了日:06月20日 著者:リチャード エヴァンズ シュルテス

■ぼくらが原子の集まりなら、なぜ痛みや悲しみを感じるのだろう: 意識のハード・プロブレムに挑む
図書館本。タイトル通り、人間や犬や猫などは原子の集まりなのに何故痛みや悲しみを感じるのかという問題について論じられた哲学書。興味深い題材だし読んでてとても面白いのだが、扱うテーマがめちゃくちゃ難しい。体調不良も重なり、返却日までに読み切れなかった。いつかまたチャレンジしたい。
読了日:06月30日 著者:鈴木 貴之

■ヒマラヤ《人と辺境》〈3〉青いケシの国 (1975年)
図書館本。中国西部〜チベット〜ヒマラヤの旅行記。旅好きな著者らしく、旅先での細かい生活風景や何気ない人との出会いなど、つぶさに記されている。興味深い旅行記なのだが、体調不良につき返却日までに読み切れなかった。いつか改めて読みたい。
読了日:06月30日 著者:Frank Kingdon-Ward

▼読書メーター

 

 

6月に読んだ本は7冊でした。といっても、感想を見て頂ければ分かるとおり、2冊は読み切れていません。だから、読書記録としては5冊でしょうか。

6月は主に図書館で借りた本を読んでいました。たまたま図書館が蔵書チェックで長期お休みになるということで、貸出期間が長くなっていたので沢山借りました。

自分で本を買ってゆっくり読むのが好きですが、図書館で本を借りるのも面白いですね。中々買えない本が沢山あります。背表紙を眺めて歩くだけでも楽しいです。